山崎監督の12作目
寄生生物の複雑な動きから実写化不可能と言われてきた岩明均氏の傑作SFコミックを、最新のVFXで実写映画化。2部作形式の後編。
2015年4月25日公開
監督・脚本・VFX:山崎貴
製作:映画寄生獣製作委員会
配給:東宝
主なキャスト:染谷将太、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛
右手に寄生生物ミギーを宿した高校生・泉新一の暮らす東福山市は、広川市長を中心に組織化されたパラサイトたちが一大ネットワークを構築。寄生生物殲滅を目指す人間側も、対パラサイト特殊部隊を結成して奇襲作戦の準備を進めていた。一方、人間の子を産み、人間との共存を模索するパラサイト・田宮良子は、ミギーと共生する高校生・泉新一の存在に、その可能性を見出していたが、新一は母親を殺されたことをきっかけに寄生生物への憎しみを募らせていた。そんな彼らの前に、最強のパラサイト・後藤が現れる。(映画.com)
https://eiga.com/movie/79556/
制作秘話
監督のコメント
「初めての前後編だったので、撮れども撮れども撮影が終わらなくて大変でした」
「アクションシーンはワンカット、ワンカット、バシッと決まるまでOKにならないので。僕がいいと思っても、アクション監督がダメならやり直しですから。例えば、新一が後藤の攻撃をすり抜けて移動するという一連のカットだけで、丸々一日かかってます。画面では数秒なんだけど」
「VFX が絡むアクションはほんと大変です。でも念願の寄生獣ですから!それもなんとかVFX がパラサイトを表現できる時代になって、この映画に携われたことが実にありがたかったです」